アリドウシ
ア リドオシ ア カネ科・アリドオシ属
別名・イチリョウ(一 両)
         学名:
Damnacanthus indicus




常緑かん木で。枝は緑色で正しく両岐する。
枝の変形である刺は細く鋭い。

枝の岐点または葉柄の基部に生じ淡褐色、単生または双生し、葉と略同長である。

花=腋生または頂生し、1〜2花、花冠 は白色で4裂する。














撮影場所=那智霊山西岸度寺より大雲取越の1.4kmの階段が続く途中にあり ます。













葉は対生し、開生、殆ど無柄で卵形または広楕円形にて光沢があり、上面深緑色、下面稍帯白である。

核果は球形で紅色、翌春5月まで枝上に留まる。
種子=2〜3個純白色である。

















アリドウシとは、この刺のあることによる。
これを転じて「有り通し」と解し、また「9月に実生りて翌年まで持つゆえ、ありどうしという」。


分布=本州(関東以西)、四国、九州、対馬、琉球に産しに分布する。















花 期=4月〜5月
果実=9月〜11月
名  前
葉の大きさ
棘の長さ
特     徴
アリドオシ 長さ: 7〜20mm、幅:6〜12mm 7〜20mm 葉は小さく、棘は葉の2/3より長い
オ オアリドオシ 長さ:10〜50mm、幅:6〜20mm 2〜10mm 葉は大きく、棘は葉の半分程度の長さ

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