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常緑広葉樹林域の森林に広く生育する。樹高は10cmから20cmほどで、土中
に地下茎を発達させ、所々から地上茎を出す。
地上茎は枝分かれしない。地下茎で増えていくので、明るい場所では群生して
密な群落を形成する。
地下茎で地上茎を出す場所を変えることができるので、良好な生育地を求めて
移動できる木本ということになる。
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花は直径7〜10mmほどで、花冠は5つに分かれ、おしべも5本。
花冠には小さな紫色の斑紋が点在する。
葉の下に隠れた目立たない花である。
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径6〜8mm 。冬に赤い実つけたヤブコウジ。
地面近くに果実があるので目立たないとは思うが、冬の食料欠乏期には鳥達の
貴重な食料であるに違いない。
分 布=北海道・本州・四国・九州。 |
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葉は互生であるが、茎の先端に輪生状に集まる。
両面無毛で両面とも光沢があり、縁には小さな鋸歯がある。
2年目以降の茎には6月の終わり頃から7月にかけて花が付く。 |