ウ リ科・カラスウリ属 学名：Trichosanthes multiloba Miq.

	山地に生えるつる性の多年 草で根は太い。 葉は茎と共に幼時のみかっ色の軟毛があり、5〜9中〜深裂。 花は昼間（夕方）まで開いているので、白い花が目に付きやすい。 花が開花するときによくレースが絡まないものだ。
	裏の葉脈も浮き出してよく目立つ。
	雄花序は長さ10〜25ｃｍ、苞は長さ１〜１．５ｃｍで 牙歯がある。がく裂片は広線形または狭い披針形。 果実は卵球形、長さ約10ｃｍに達し鮮赤色で橙色の条がある。 種子は広楕円形、長さ１０〜１1ｍｍで黒褐色。 花はレースで飾られ、カラスウリと同じだが、カラスウリは、昼間は開かないので見分けがつく。 花期＝7〜8月 分布＝本州（近畿地方以西）四国・九州