ミヤコグサ
マメ科・ ミヤコグサ属
別名・エボシグサ
学名:Lotus corniculatus var. japonicus



道端に普通な多年草、茎は根元で分枝して、地表を這う。茎には節ごとに葉をつける。
春に花が咲くが、その他の季節にも少しづつ咲く。


花は長い花茎の先にあって、植物体からやや上に抜けて出る。
柄の先に1〜3個まとまって着き、放射状に外を向く。

花の基部には苞があるが、普通の葉の小葉三枚とほぼ同じ形である。















萼は筒状で先は裂ける。花はいかにもマメの花、といった形で、鮮やかな黄色。
なお、開花後にしだいに赤くなるものがあり、特にニシキミヤコグサと呼ぶ。
花期=4〜6月
分布=日本全土















果実はいわゆるマメの形で、小さいがインゲンに似た細長い円柱形。
熟すると二つに割れて種子を散布する。















葉 は5枚の小葉をもつ奇数羽状複葉であるが、実際には葉柄の先端に三出しているように見え る。
あとの二枚は、葉柄の基部にあって、大きな托葉に見える。
葉は白っぽい緑で、かすかに粉を吹いたように見え、やや厚みがある。
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