ミミナグサ
ナ デシコ科・ミミナグサ属
別名:アオミミナグサ
学名:
Cerastium holosteoides var. hallaisanense



在来種のミミナグサに対し、明治時代にヨー ロッパから入ってきたものをオランダミミナグサと言い、
今では、オランダミミナグサはいたる所で繁茂しているが、ミミナグサは探すのも難しい状況にあり、
花はほとんど同じであ るが、ミミナグサは小花柄が萼片より長いことで、茎が暗紫色である事等で
区別がつく。


ミミナグサは短い毛の生えた柔らかそうな葉の形をネズミの耳にたとえ、食べられる菜と言う事でこ
の名がある。
「後ろに写っている紫色の花は、キランソウです。」
撮影07/02/10













茎は緑色か赤味を帯び、根もとからそう生して株になり高さ10〜30p。
葉は対生し長楕円形。


茎、葉ともに白い毛が密生し腺毛が多く、さわると粘った感じがする。
春に茎先に白い花が咲く。
撮影07/02/10






















撮影07/02/10






















花=集散花序につく(2出集散花序)

花後花柄が伸び下に曲がる。花柄の長さ5-15o

花弁5・花弁の先2裂・花弁白色・長さ 4-5mm。雄蕊10・花柱5

花序はオランダミミナグサに比べてこみ合っていない

手前の黄色い花はヤブタビラコです。
撮影07・04・26






















葉の表面部
葉は対生し長楕円形。濃い緑色でやや毛が少な いが両面とも毛がある

分布=本州・四国・九州・沖縄
花期=2〜5月
撮影07・04・26
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