マツバゼリ
セリ科・オランダミツバ属
学名:
Apium leptophyllum F. Muell




関東以西の暖地に帰化している一年草。
名前の通り,葉が松葉のように細いのが特徴。

茎の下の方から出ている葉は多少幅がある。
秋ごろまで花は見られ,10個程度の小さな白い花が,集まって咲く。

茎や葉をもむとセロリに似たにおいがする。

撮影08/03/02














花序は複散形だが、よくある一旦花序軸が出ての複散形ではなく、葉腋から軸なしでいきなり
花柄が散形に拡がって先に散形花序をつける。

小花序内でとりあえず放射状によく広がった5小花柄が目立ち、花数が多いところでは、
その内側に時期がやや遅れて第二陣、といった感じで3花程度出ている。

おしべはやや薄桃色。
子房、果実は、半円状のキルティングのようなぼこぼこが5筋縦に走るものがふたつ合わさった形状。
ふたつ合わさっているためやや扁平で、2mm程度しかない。


撮影08/03/02














葉 はいくつも深裂したもので裂片は線形で非常に細く長い。
茎葉は無柄。


分布=本州(関東,中部,近畿,中国)・四国・九州
花期=5〜7月
草 丈=20-80cm 高いものでは100cm程のも有ります。

撮影08/03/02





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