マンリョウ
ヤブコウジ科ヤブコウジ属
学名:
Ardisia crenata




マンリョウ(万両はヤブコウジ科の常緑小低木。林内に生育し、また冬に熟す果実が美しいので
栽培され、特に名前がめでたいのでセンリョウ(千両)などとともに正月の縁起物とされる。

センリョウ(千両)と似ていま すが、千両は実が葉の上に付くのに対し、万両は葉が茎頂上部に
たくさん付きます。


さらに、千両は葉が茎に対して左右対称に付く(対生)のに対し、
万両は互い違いに付く(互生する)ことから見分けることができ ます。






















花は白色で7月頃に咲き、小枝の先に散形花序をなす。(残念ながら花の画像はありません)
果実は液果で10月頃に赤く熟し、翌年2月頃まで枝に見られる。


分布=本州(関東地方以西)・四国・九州・沖縄
花期=7〜9月
果実=9〜翌年2月、地域により異なります。






















高さは50cm〜1mほど。同属のヤブコウジと似ているがヤブコウジは高さ10cmほどなので、
区別ができる、果実は1〜3個が普通だ。
葉は縁が波打ち互生する。

葉の波状に膨れた部分には共生細菌が詰まった部屋が内部に形成されている。
また、葉は光に透かすと黒点が見える。
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