ハマアザミ
キ ク科・アザミ属
別名・ハマゴボウ
学名:Cirsium maritinum Makino.




アザミの仲間は種数が多いだけあって海岸から高山まで広 く分布しますが、このうち海岸
で最もポピュラーなアザミがハマアザミです。

砂浜までは進出しないようですが、その内陸側の草地では見られるようになりますし、礫浜
では 波しぶきがかかるような波打ち際まで生えています。

海岸植物の例にもれず花期は長く、早いものは7月には咲きはじめ、周りの花も少なくなった
12月頃まで花を見ることができます。
頭花は筒状花からなる。
06/09/18撮影

















短い枝先に紅紫色の頭花が1個ずつ上向きに咲く。
花に基部に葉状の苞が4〜7個つく。
総苞は幅2〜3cmの卵状鐘形。総苞片はやや幅広く、6列に並び、斜めに開出し、先が刺になる。


分布=
本州(伊豆半島以西)・四国・九州(南部)
花期=6〜12月

06/12/23撮影、まだ蕾があります。






















12月に入って綿毛となって旅立っていくハマアザミ。
06/12/23撮影

シロバナハマアザミはこちら









inserted by FC2 system