ブタナ
キク科・ エゾコウゾリナ属
学名:Hypochaeris radicata



ヨーロッパ原 産の帰化植物であり、在来のタンポポの花が終わった頃から夏までの比較的
長い期間、タンポポと間違うほどよく似た花を咲かせる。

タンポポ属は1つの花茎に1つの頭花がつくが、ブタナは花茎が分岐して複数の頭花をつける。
花を咲かせている時期は、この性質に着目すると容易に同定できる。
 






















名前の由来はフランス名の「ブタのサラダ」を訳したもの。
花期=5月〜9月
分布=北海道・本州・四国・九州






















花茎には葉が付かず、地表面に葉を円形に展開してロゼットを形成している。
葉は地面に張り付く傾向が高いので草刈によっても残りやすく、す ぐに再生して花を
咲かせる。

逆にいえば、春以降においても他の草本が生い茂らないほどの、荒地における生育に
適応しているといえよう。
荒地や造成法面など で繁茂していることが多い。












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