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ノミノフスマは全国の水田に生育する1〜2年生草本。朝鮮半島や中国にも分布
している。
秋に芽生え、春の水田で目立たない花を咲かせるが、群生していると水田の一郭が白く見える。
春の水田に生育する人里植物の1つである。
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高さ10-30pになる1〜2年生草本。葉は柄がなく、長さ1-2pの長楕円形。
花はハコベより大きく、直径8oほどある。花弁は萼片より長く、5弁だが基部まで2裂しているので
10弁に見える。
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花弁は10枚のように見えるが、1つの花弁が深く切れ込んで2つに見えてい
る。
混同しやすいものにノ
ミノツヅリがあるが、ノミノツヅリは花弁の先が切れ込まない。
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生育期間10〜8月、種子で繁殖。水田裏作、麦畑などの春の代表的な雑草であ
る。
秋に発生し春早くから成長する。小形で茎は細く根もとからそう生して四方に広がり株になる。
葉は対生し細い楕円形で先がとがる。茎、葉ともに無毛。
春早くから茎先に小さな白い花がたくさん咲く。
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花期=4〜10月
分布=日本全土
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