タチイヌノフグリ
ゴマノハグサ科クワガタソウ属
学名:
Veronica arvensis




タチイヌノフグリはヨーロッパ原産の帰化植物であり、明治初期に渡来したとされる。
路傍などに生育する。同じ属のオオイヌノフグリなどに比べ、最も他の植物の生育が少ないような、
乾燥した荒れ地に生育する傾向が高い。

茎は下部で分岐するが、上部は立ち上がって枝分かれしない。
茎が立ち上がるので、タチイヌノフグリの名が付いたのであろう。

花はオオイヌノフグリと似て青紫色であるが、小さく目立たない。
花は晴天時、お昼前後の数時間しか開いていない事も、目立たないことの一因である。






















ルーペで花を見ると、タチイヌノフグリの雄しべの先は黄色、オオイヌノフグリ の雄しべの先は
紫色なのが分かります。

花=直径が3〜4ミリと小さく、葉に隠れるように咲くのであまり目立たない。
高さ=10−20センチ。
葉=対生しほとんど柄が無く、両面とも短毛が生える。
花期=4−6月とオオイヌノフグリよりも少し遅くコバルトブルーの花をつける。
























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