シロツメクサ
マメ科・シャジクソウ属
別名・クローバ
学名:
Trifolium repens




茎は地表をはってのび、次々に1列になった葉を立ち上げる。葉のわきからひと足遅れて
葉よりも高く長い柄が出て次々と頭花が開く。

頭花は直径2cmほど、これは白
色かちょっと赤味がかったたくさんの小さな花の集まりである。
花は上向きに咲き、
終われば外側の花から順に下向きに垂れ、実はしおれた花に包まれたまま実る。
葉は
三つ葉の複葉。

ふつう下半部に逆V字形の白い斑紋がある。
校庭のすみや土手や道ばたに群生して白い球形
の頭花をつけている草。

葉は三つ葉
になっているがカタバミのように夜に閉じることはないなど
の特徴もある。



花期=5〜10月  地域によっては12月まで花が見られる。この画像は1月1日撮影です。




高さ=10〜25cm




分布=日本全国









クローバといえばふつうシロツメクサをさすが、英名のクローバはアカツメクサも含む。
ともに、枯れ草が江戸時代に輸入したギヤマングラスの梱包用に使われたので
、詰草の名がついた。

日本にはじめて入ったのは1844〜45年という。明治時代以降に
は、今度は新たに牧草としてくり返し
移入され栽培されていたが、しだいに種子が畑
から抜け出して各地で見られるようになった。 

四つ葉のクローバは、茎の先がふまれて分裂組織がいたんだためにできた奇形であ
る。
なかなか見つからないので見つければ幸福のシンボルとされるが、茎の先を適当
につついておくと
居ながらにして幸せを呼びよせることもできる。

校庭などよくふま
れるところには四つ葉が多い。頭花は長い柄とともにつんで、花輪づくりをして遊ぶ
習慣が昔はあった。














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