山地の湿った林下に生える多年草で、茎の基部は這い回り、先端部は斜上し、高さ 10〜30cm程度。 葉は互生で、平面上に並ぶ。黒みを帯びた深緑で長さ1cm程度、歪状楕円形、 葉縁に3〜5対の鈍鋸歯を持つ。
雌雄異株。雄花序には柄があり、雄花の色は紫褐色で、雌花序には柄が無く、 雌花の色は淡い緑色。 沖縄県の沖縄島が本種の南限である。