クサギ
クマズラ科・クサギ属
学名:
Clerodendron trichotomum




葉 は大きく、長い葉柄を含めて30cmにもなり、柔らかくて薄く、柔らかな毛を密生する。
葉を触ると、一種異様な臭いがするのがこの名の由来である。

花びらは萼から長く突き出してその先で開く。
雄しべ雌しべはその中からさらに突き出す。

花弁は白、がくははじめ緑色でしだいに赤くな り、甘い 香りがある。
昼間はアゲハチョウ科の大型のチョウが、日が暮れるとスズメガ科の大形のガがよく訪花し、
受粉に与る。























白花
花期=8〜10月
果実=9〜11月























果実=紺色の液果で秋に熟し、赤いがくが開いて残るためよく目立つ。
この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きると考えられている。


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