クコ
クコ ナ ス科・クコ属
学名:
Lycium chinense




クコは落葉の低木で、茎がやや蔓状に伸び、基部から群がって分岐し、枝は縦にすじがあり、
小枝の変化した短い刺がところどころにあります。

葉は2〜3センチの長楕円形で柔らかく、節に数葉ずつ固まってついています。
薬用には刺の少ないものが良いとされます。



萼は鐘状で5裂、花冠はロート状で花弁は5、雄しべ5、雌しべ1、 液果は晩秋から冬にかけ て
赤く熟す。

気候には大変強くて、暖かい地方では冬でも新芽が出ますので葉の採取ができます。




分布=北海道・本州・四国・九州・奄美、琉球
花期=7〜11月
中国原産























果実は長さ1〜2セ ンチ位の卵形で秋に熟し、鮮やかな赤色になります。






クコ酒強 壮、疲労回復には、クコ酒がよく、赤く熟した果実200グラムを水洗いして、
よく水をきってから、同量の砂糖を加えてホワイトリ カー1.8リットルに漬 け、2〜3ヶ月冷暗
所に保存します。

毎日ワイングラスに1杯位飲用します。また、クコの全 草を使用することもできます。
乾燥したクコの実の場合は、3〜6ヶ月以上熟成しま す。乾燥くこの実200グラムと同量の

グラニュー糖、ホワイトリカー1.8リットルを冷暗所 に置き3ヶ 月くらいで布でこし、材料を引き上
げて再度その実を同様に使用できます。これは古くから 不老長寿の妙薬として知られています。

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