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コセンダングサは世界の暖帯から熱帯にかけて広く分布する帰化植物。
河原や空き地、荒れ地などに広く生育する。
頭花は、筒状花のみからなり、通常舌状花はない。
「そう果」の先端には2〜4本の逆棘のある芒があり、これが人間の衣服や動物の毛
などにからまって、種子を散布し、分布を拡大する。
茎や枝の先に頭花がつく。頭花の中心は管状花が密につまり、まわりは舌状花が
ないか、
1〜5個ある。
舌状花は実らない。総苞片は8から10枚。線形で先が
鋭くとがる、長さ5〜7ミリ。 |
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花が終わると二本〜三本の刺を持った実がつきます。
これは衣服にくっついたら取るのがやっかいです。
動物の毛皮などにくっついて遠くへ運んでもらい,広い範囲にたくさんの
子孫を繁栄させようというわけです。
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分布=
花期=9月〜12月
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茎は直立茎で著しい四角形でほとんど無毛。髄が太い。
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コセンダングサの葉は対生し、羽状に分裂する。小葉は基部に近い部分が最も幅
広い倒卵形。
縁には丸い鋸歯があり、先端は突出する。
大きな鋸歯と小さな鋸歯が交互にならび、重鋸歯状となることもある。
表面には毛が散生し、脈上には短い毛がある。
裏面にも毛が散生し、特に中脈上には伏した毛が多い。
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