コモウセンゴケ
コモウセンゴケ モ ウセンゴケ科・モウセンゴケ属
学名:
Drosera spathulata

和 歌山県レッドデータ・準絶滅危惧(カテゴリ


コモウセンゴケは宮城県以南の本州から南西諸島、東南アジアに分布する小型の食虫植物。
モウセンゴケは夏緑性であるが、コモウセンゴケは冬にも葉を維持している常緑である。

無霜地域の湿地にのみ生育し、時としてモウセンゴケと混生するが、湿った
粘土質の崖などに多い。
撮影日07/08/04















花序は初め巻いているがのち直立、がく鐘形5深裂片楕円長形、花片5弁卵倒形、おしべ5、
花柱3、さらに2深裂。


花はピンク色であり、6月〜9月に1cmほどの花を咲かせる。
上の画像のように、花が開いたときは、虫を捕まえるためだろうか、花冠が葉柄のところまで
垂れ下がっていた(上の画像参照)。














コモウセンゴケには、モウセンゴケとの中間的形質を持つトウカイコモウセンゴ ケという種が
新たに認められた。
葉柄はコモウセンゴケよりも明瞭であり、さじ形である。
(左の画像はコモウセンゴケ、(トウカイコモウセンゴケはまだ見ていない、ぜひ見てみたいものだ)

分布=本州(宮城県以南)・四国・九州・沖縄諸島。

花期=6月〜9月










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