キイシオギク
キ イシオギク
キ ク科・キク
別名・キノクニシオギク
     学名:Chrysanthemum shiwogiku var. kinokuniense



キイシオギクは、シオギクとイソギクとの分布域のちょうど中間に当たる、和歌山県日ノ御崎から
三重県志摩半島の大王崎にかけて分布します。

形態的にも両種の中間といったところで、分類上はシオギクの変種に位置づけられています。
両種の雑種起源という説があるほか、キイシオギクは大きく2つにわけられ、紀伊半島の東側



の ものは10倍体でイソギクに近く、西側のものは8倍体でシオギクに近いという報告もあり、
遺伝的に異なる2グループが紀伊半島を囲むように分布するのかも知れません。











葉の表面
分布=和歌山・三重〜分布区域に限定あり。
花期=10〜12月














葉の裏面
葉は白く光って綺麗だ。

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