カワゼンゴ

セリ科・シシウド属
　　　　学名：Angelica pubescens

和歌山県レッドデータ・絶滅危惧２類（カテゴリ）
熊野川の植物調査近畿地方整備局まとめでは、絶滅危惧ＩＢ類になっています。

和歌山県・熊野川（北山川）から河口にかけての川岸のみで見られる貴重な植物です。

小さな花が集合してひとつの大きな固まりの花になっています。
草丈は３０～5０ｃｍ。

花と蕾の様子
07/09/20撮影
分布＝和歌山県特産
花期＝9～１０月

これは川原の石がごろごろしている所に生えていました。
ほとんどは岩盤の割れ目に根を這わせて生えています。
07/09/20撮影

岩盤に生えている、葉の様子です。
葉は、軟らかい感じがしますが、硬くてしっかりしています。
水に流されないための工夫ですね。
07/09/20撮影

岩盤に生えていますので、大水なんかでも、流されずにしっかり岩盤に残っています。
07/06/30撮影
手前の赤い花は、サツキです、熊野川の川岸には多く見られます。