カギカズラ
ア カネ科・カ ギカズラ属
学名:Uncaria rhynchophylla



常 緑のつる性木本で、若い茎は四角です。
葉腋には小枝が変化してできた、釣り針状に湾曲した鉤(かぎ)があり、他の植物にからみついて伸びます。
葉 は長さ5〜12cm、柄の間に4個の早落性の托葉があります。























葉腋から直径約2cmの球形の頭状花序をつける。
花冠は筒状漏斗形で、先は5裂する。 果実は朔果で長さ4〜6mm。

花期=6〜7月ごろに葉腋の真上に花柄を出します。























花期=6〜7 月ごろに葉腋の真上に花柄を出します。






















漢方=夏から秋にかけて釣を採 取して日干しにしたものを釣藤鉤(ちょうとうこう)と呼び、高血圧患者の頭痛、
眩暈や、子供のひきつけ、疳の虫に用います。有効成分はリンコフィリンというアルカロイドで、血管を拡張し高
血圧を改善することが明らかになっています。


リンコフィリンは葉にも含まれていますが、釣と同じ効果を得るためには3倍量を使う必要があります。
煎じる時間は20分程度が好ましく、それより長いと有効成分の一部が分解します。

採取時期及び調製法=8月〜9月、つるを刈り取り、鈎がついた所の 上下二三aを含んだ部分を切りとって
水洗いし、日干しで乾燥する。

利用方法
=頭痛やめまいの時に、釣藤鈎三〜六cを一回量とし、水三百_gで半量(約20分)になるまで
煎じて飲む。


葉は対生し、葉身は卵形で、長さ5〜12cm、幅3〜6cm。 葉縁は全縁。
表面に光沢があり、裏面は白い。


分布=本州の房総半島以南の山林や浜辺の林に自生します。

花期=6〜7月ごろに葉腋の真上に花柄を出します。
























若い葉は赤褐色を帯びる。
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