カエデドコロ
ヤ マノイモ科・ヤマノイモ属
  学名:Dioscorea quinqueloba




カエデドコロは、温暖な地方に生育す る多年生のツル植物。
雌雄異株で、花はだいだい色。

林縁に生育することが多いが、どちらかというとカエデドコロの方が生育範囲は狭く、より水分
条件の好適な場所に生育するように思われる。














カエデドコロの雌花序は葉腋から出て垂れ下がり、花はやや離れて花軸に付く。
花柄はなく、花弁(花披片)は6枚で橙黄色。

雌花序は垂れ下がり、雄花序は水平からやや下向きに出て先端は垂れる。
雄花序は1本の場合もあるが、枝分かれすることもある。
花弁は6枚であり、雄しべは6本。雄花には短い柄がある。


名 前の由来=葉の形がカエデに似ていることから、 カエデドコロの名前が付いた。
分布=本州(中部以西)・四国・九州・沖縄
花期=7月〜8月


果実はヤマノイモによく似ており、風で散布される。
この画像は、種子はもう散布されて中にはありません。











葉=互生し3〜9裂する、頂 裂片の先は尖るがその他の裂片は尖らない
葉の脇から花序を出す。
両面に短毛があるが、裏面の脈上の毛はわかりやす い。 
地下茎は地中を浅く横に這う。
inserted by FC2 system