茎や葉に鋭いとげが多いうえ、垂直および水平に広がる地下茎および、牛糞などに混じる種子でよく繁殖し、 除草剤も効きにくく、一度生え ると駆除しにくい。
耕耘機などですきこむと、地下茎の切れ端一つ一つから芽が出て独立した個体に再生し、以前より増えてしまう 始末の悪さである。和名の 「ワルナスビ」は 、このような性質により付けれた 日本では昭和初期に千葉県成田市の御料牧場で牧野富太郎により発見及び命名され、以降全国に広がって いる。