ウバユリ
ウ バユリ ユ リ科ウバユリ属
       学名:
Cardiocrinum cordatum





 ウバユリは本州の宮城県・石川県以西の本州・四国・九州に分布する多年草。主に谷筋
などの明るい落葉広葉樹林下に生育するが、路傍などにも生育する。

地下に鱗茎(いわゆる百合根)がある。早春、ユリ科とは思えないような根生葉を広げる。
卵形の網状脈である。花を付けるものは少ないが、鱗茎が大きく育ったものでは、7月から8月
にかけ、高さ1mほどの花茎を出す。花は長さ7〜10cmで、花被片は緑白色。

内部には褐色の斑点がある。
図鑑によると、ウバユリの和名は「姥百合」であり、花が咲く頃には基部の根生葉(歯)がなくなる
からであるという。












花の時期には、葉は多少傷んではいますが、必ずしも無くなっているわけではありません。
ウバユリの葉は、卵状楕円形で幅広く基部が心形です。また、脈は網状脈となっています。

06/07/19日撮影


ウ バユリの若葉、07/03/14日撮影
























ウ バユリの種子。
種子の画像は07/01/19日撮影
























裂 開した果実、真上から見たところ。























裂 開した果実・中に綺麗に重なっている。
風が吹けば、裂け目から風が入り種子は巻き上げられる仕組みになっている。

その為に横がアミタイツみたいになって裂けている。
種子についている翼を利用し風の力で分散する種子を「風散布型種子」とよびます。


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