オオキンケイギク
オ オキンケイギク キク科・ハ ルシャギク属
   学名:
Coreopsis lanceolata


2006年2月1日より「外来生物法」に基づき特定外来生物と して「栽培・譲渡・販売・輸出入」
などが原則禁止となった。

個人が栽培しただけであっても、「懲役または罰金」が科 せられるので、
無許可で 栽培してはならない。

な お、趣味園芸目的には許可は下りることはなく、また、指定以前から栽培している等を理由
に栽培を継続する場合にも、管理や届け出が必要。
  [特定外来生物法]
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私も撮影後に、このオオキンケイギクを焼却処分しました

オ オキンケイギクは北アメリカ原産の帰化植物であり、栽培されていたものが野化した。
河川の土手や河原を中心に広がっていたが、帰化植物ではあっても花が美 しいので、
移植されたり刈り残されたりした。

根はよく発達し、荒地でもよく生育するので、近年は法面などにワイルドフラワーとして播種
されたことも加わっ て、各地に広がってい。















オ オキンケイギクの種子は、タンポポなどのように綿毛は持たず、周辺に翼があるがものの、
飛散する能力はそれほど高くないように思う。

流水による分布拡大は 別として、意外に分布域の拡大には時間がかかった。
人間が種を採取し、ばら撒かなかったらこれほどは広がることはなかったかもしれない。














オオキンケイギクは多年草であり、基本的に は羽状複葉の根生葉を出す。
土手では、刈り取られることもあって、夏の状況がよくわからない。

しかし、少なくとも9月頃の二度目の刈り取り以後には葉を広げており、
南向きの土手でたっぷりと日の光を浴びて生育している。

新しく作られた道路の斜面に蒔かれた種の中から芽生えた、一輪だけでしたので、
安心しました。











(葉 の表面)
名の由来=花の色を 金鶏(黄色の鳥)に見立てて名付けられたと言う説と、金色に輝き、
       花の形が鶏の鶏冠「トサカ」に似ているからと言う二説ある。
花期=6〜7月 地域によって異なります。














(葉の裏面)
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