イワタバコ


イワ タバコ科 イワタバコ属
学名:Conandron ramondioides




イワタバコは本州、四国、 九州、南西諸島 に分布し、台湾にも見られる多年草。
谷間の湿った崖や水の滴る岩壁に着生する。

 8月頃に高さ10-20cmの花茎を出して花をつける。
花冠は径約1−1.5cmで5裂し筒部は短い。雄ずいは5個あり、花冠の基部に着き花糸は短く、葯 は直立している。










花は、5本の雄しべと1本の雌しべとからなりますが、雄 しべの紫色の葯 が合体して円錐形の塊となって
雌しべの花柱を取り巻いています。











葉は根生して垂れ下がって生えている。
葉身は普通長さ6-15cmだが、50cmにまで成長するものもあるそうだ。
葉はしわのある楕円状卵形で先は鋭くとがり、基部は翼をもつ柄に連なる。
縁には不 ぞろいな鋸歯がある。











葉の裏面
花期=6〜8月
分布=本州(福島県以南)、四国、九州 


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