アマナ
ア マナ ユリ科・アマナ属
別名・ムギグワイ

 学名:Tulipa edulis




地下には広卵形の球根をもつ、球根は外側に黒っぽい皮がある、10cm位の深さに埋もれており、
しかもそれに繋がる茎が細いので、掘り出そうとしても切ってしまうことが多い。

葉はこの茎の中程からつくので、地表では根出葉のように見える。
葉は2枚、ほぼ同じ大きさのものが向かい合う。

線形で長さ10-25cm、幅は5-10mm、
中央がくぼんでUの字になっている。

色は緑色で裏面はちょっと紫がかり、全体に白い粉を吹いたような感じに見える。











この葉の間から15cm程の花茎を立て、その先端にを一つだけつける。
花の少し下には一対の苞があり、小さな葉状で緑色をしている。

花被は六個、長さ20-25mm、披針形で先端がやや尖り、白で背面には紫の筋が入る。
釣り鐘状に抱えて咲き、上向きかやや斜めに向くが・・このときの撮影では、ほとんど上を向いていた。
雄蘂は六個で花被より少し短く、葯は黄色い。














小さいながらも可憐な姿は山野草としての鑑賞価値があるが、栽培は易しくない。












分布=本州(東北地方南部以西)・四国・九州
花期=3〜5月






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